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腎臓がんのステージ

腎臓がんのステージは大きく4つのステージに分けることができます。

腎臓がんのステージ1は、がんの大きさが7センチ以下の状態であり、がんは他の組織に転移しておらず、腎臓内部に収まっている状態です。

ステージ2は、がんの大きさが7センチ以上になり、かなり大きくなってきますが、転移はない状態です。

ステージ3は、リンパ節への転移が見受けられる状態であるか、もしくは、横隔膜などの周辺組織にがんが広がっている状態です。

ステージ4は、筋肉の膜を越えてがんが広がっている状態であり、リンパ節への転移も少なくても2つ以上ある状態です。もしくは肺などの遠く離れた臓器にまで転移がある状態です。

腎臓がんの各ステージの治療法に関しては、ステージ1、2、3に関しては。腎臓の部分切除か全部摘出の手術をすることになります。手術が難しい状態では、がんへの血流を塞ぐ、動脈塞栓術などの治療法が行われます。また、外科手術では、リンパ節へ転移している場合はリンパ節も切除します。

ステージ4は、可能であれば腎臓の摘出手術などが行われます。また、このステージでは、インターフェロンを使用した免疫療法などを行うことがあります。また、どの治療も効果的ではない時は、対症療法や、緩和利用法を行います。