水曜日

乳がんのステージ

乳がんのステージは、大きく5段階のステージ分けることができます。

乳がんのステージ1では、乳がんは乳菅、もしくは小葉内に収まっている状態です。

ステージ1は、乳がんの大きさが2センチ以下であり、リンパ節への転移は見受けられない状態です。

ステージ2は、がんの大きさが2センチ以下ですが、リンパ節への転移がある状態か、もしくはがんの大きさが2センチ以上の状態です。

ステージ3は、がんの大きさが5センチを下回りますが、リンパ節への転移がある状態です。もしくは、皮膚からしこりが見える状態、内側の乳腺部分のリンパ節への転移が見られる状態です。

ステージ4は、骨や肺など離れた臓器などへの遠隔転移が見られます。

乳がんの各ステージの治療法に関しては、ステージ0は定期健診のみで治療を行わない、もしくは乳房切除手術をする、またはホルモン療法、放射線治療、抗がん剤治療などを補助的に行うこともあります。

ステージ1は、乳房温存手術、乳房切除術などを多名います。補助的に放射線治療、抗がん剤治療、ホルモン療法などが行われます。

ステージ2は、ステージ1同様の治療を展開することが多いです。

火曜日

前立腺がんのステージ

前立腺がんのステージは大きく4段階のステージに分けることができます。

前立腺がんのステージ1では、前立腺がんはまだかなり小さい状態で、他の治療や検査で偶然に発見できる程度です。

ステージ2は、がんが前立腺のどちらかの葉の部分に収まっている状態であるか、がんが前立腺のどちらの葉にも広がっている状態であって、まだ転移などがない状態です。

ステージ3は、がんが前立腺皮膜という部分をさらに越えて広がっている状態です。もしくは、がんが精嚢部分に広がっている状態です。

ステージ4は、精嚢だけでなく、他の前立腺周辺臓器にまで広がっている状態です。また、リンパ節への転移も見られます。もしくは、前立腺からかなり離れた組織などに転移している状態です。

前立腺がんの各ステージの治療法に関しては、ステージ1では特に治療を大縄図、様子を見ることもありますが、悪性度が高ければ手術や放射線治療を行います。

ステージ1、2、3に関しては、前立腺を全部摘出する外科手術を行います。しかし、これは75歳以下の方に限ったことで、それ以上の方はあまり行いません。代わりに放射線治療を行うこともあります。

ステージ3に関しては、ホルモン療法や放射線治療、可能であれば摘出手術を行います。

ステージ4は、ホルモン療法、抗がん剤治療、放射線治療などが行われます。

月曜日

膀胱がんのステージ

膀胱がんのステージは大きく5つのステージに分けることができます。

膀胱がんのステージ0に関しては、がんがまだ転移しておらず、がんはまだ膀胱内部に収まっている状態です。

ステージ1は、がんが粘膜の下層部分にまで広がっている状態です。判断の目安としては、筋肉層にまで広がっているかどうかです。

ステージ2は、がんが膀胱の筋肉層まで広がっている状態です。

ステージ3は、がんが筋肉層を越えて広がっている状態です。

ステージ4は、がんが前立腺、子宮、膣、骨盤などに転移している状態か、もしくはかなり離れた臓器などへ転移している状態です。

膀胱がんの各ステージの治療法に関しては、ステージ0は、内視鏡による経尿道的切除術を行います。切除が難しい時は、膀胱内注入療法などが行われます。

ステージ1の治療法は、治療効果がない場合は膀胱の全部の摘出をする手術を施すことがあります。

ステージ2と3に関しては、開腹手術で膀胱の全部を摘出し、場合によって胃はリンパ節の切除を行います。また、術後は膀胱の再建手術を行います。

ステージ4では、広範囲を切除する外科手術や放射線治療、抗がん剤治療を複数組み合わせた治療などが行われます。また、がんがかなり進行している状況では、緩和療法などが行われる場合があります。

日曜日

腎臓がんのステージ

腎臓がんのステージは大きく4つのステージに分けることができます。

腎臓がんのステージ1は、がんの大きさが7センチ以下の状態であり、がんは他の組織に転移しておらず、腎臓内部に収まっている状態です。

ステージ2は、がんの大きさが7センチ以上になり、かなり大きくなってきますが、転移はない状態です。

ステージ3は、リンパ節への転移が見受けられる状態であるか、もしくは、横隔膜などの周辺組織にがんが広がっている状態です。

ステージ4は、筋肉の膜を越えてがんが広がっている状態であり、リンパ節への転移も少なくても2つ以上ある状態です。もしくは肺などの遠く離れた臓器にまで転移がある状態です。

腎臓がんの各ステージの治療法に関しては、ステージ1、2、3に関しては。腎臓の部分切除か全部摘出の手術をすることになります。手術が難しい状態では、がんへの血流を塞ぐ、動脈塞栓術などの治療法が行われます。また、外科手術では、リンパ節へ転移している場合はリンパ節も切除します。

ステージ4は、可能であれば腎臓の摘出手術などが行われます。また、このステージでは、インターフェロンを使用した免疫療法などを行うことがあります。また、どの治療も効果的ではない時は、対症療法や、緩和利用法を行います。

土曜日

膵臓がんのステージ

膵臓がんのステージは、大きく4段階のステージに分けることができます。

膵臓がんのステージ1は、がんは他組織に転移していない状態で、まだがんは膵臓内部に収まっている状態です。

ステージ2に関しては、がんは十二指腸や胆管、膵臓の周辺組織に広がっている状態ですが、まだ転移は見られない状態です。

ステージ3は、膵臓がんがリンパ節へ転移している状態です。

ステージ4は、膵臓がんは、胃や結腸、血管などへ広がっている状態であり、もしくはかなり離れた臓器などへ転移している状態です。

膵臓がんの各ステージの治療法としては、ステージ1に関しては、主に外科手術がメインで行われます。時には膵臓を全部摘手術することも考えられます。また、放射線治療や抗がん剤治療なども補助的に行われることも考えられます。

ステージ2と3の治療法に関しては、放射線治療や抗がん剤治療がメインになってきます。また、症状を和らげるために、バイパス手術や内視鏡的胆道ドレナージなどの治療も行われます。また、このステージでは手術をしても有効ではない状態です。

ステージ4は、対症療法や緩和療法が行われ、抜本的な治療法はあまりない状態です。

金曜日

胆嚢がんのステージ

胆嚢がんのステージは大きく4つにわけることが可能です。

胆嚢がんのステージ1は、がんがまだ周囲に広がっておらず、胆嚢の中におさまっている状態です。


ステージ2は、がんが胆嚢の周辺組織に広がっている状態です。また、周辺のリンパ節や臓器に広がっている可能性があります。

ステージ3は、がんが胆嚢の周辺に広がっている状態であり、ステージ2よりもその範囲は広がっている状態です。リンパ節への転移も見られます。

ステージ4は、がんは胆嚢以外の臓器にまで広がっている状態であり、リンパ節への転移もあり、かなり遠くの臓器まで転移している状態です。

胆嚢がんの各ステージの治療法に関しては、ステージ1に関しては、胆嚢のみを切除しする外科手術をします。もしくは、がんが広がっている場合は、肝臓部分やリンパ節部分まで切除することもあります。

ステージ2と3に関しては、胆嚢だけでなく肝臓の一部やリンパ節などを切除します。同時に胆管の再建手術を行います。

もしくは、がんの状態によっては、胆嚢と胆管、肝臓の半分を切除する大がかりな外科手術をすることもあるようです。また、がん細胞に栄養を行き届かせなくする、経皮経肝門脈塞栓術などを行うこともあります。外科手術ができない場合は、抗がん剤治療を行うこともあります。

ステージ4は、胆嚢がんも末期状態であり、対症療法や緩和療法などが行われることがあります。

木曜日

胆管がんのステージ

胆管がんのステージは、まず大きく4つのステージに分類することができます。

胆管がんのステージ1は、がんが生じている状態であっても他の組織への転移はなく、胆管の中に収まっている状態です。この時期に発見されることは稀なようです。

ステージ2は、胆管と周囲の臓器などに広がっている状態で、リンパ節への転移も考えられる状態です。

ステージ3は、胆管と周辺臓器へ広がり、特にリンパ節への転移がかなり広がっている状態です。

ステージ4は、がんが周辺の臓器からかなり離れた範囲まで広がっている状態で、腹水に血が溜まっている可能性もあります。

胆管がんの各ステージの治療法としては、ステージ1と2に関しては、主にがんがまだ小さい状況であれば、外科手術でがん病巣を切除します。この時に、がんを縮小させておく目的で放射線治療も行われます。

ステージ3の胆管がんの治療法としては、外科手術や放射線治療で間に合うかどうかを確認します。外科手術をしても効果がない場合は、放射線治療や抗がん剤治療を組み合わせて行います。

ステージ4に関しては、抗がん剤治療が中心的な治療方法になります。また、胆管がんの場合は黄疸が出ることが多いですから、黄疸の症状を軽減させるための胆道レナージ術なども行われます。

水曜日

肝臓がんのステージ

肝臓がんのステージは4つのステージに分けることができます。

肝臓がんのステージ1の状態は、がんの大きさが2センチ以下でとどまっている状態です。他の組織への転移は見られません。

ステージ2は、がんの大きさが2センチ以下の状態で、血管に広がっている状態。もしくは、肝臓がんの大きさが2センチ以上になっていて、血管へはまだ広がっていない状態。がんは2センチ以上になっていない状態でどちらかの葉に広がっている状態はこのステージです。

ステージ3は、がんはまだ一つの部分に限局的にありますが、がんの大きさは2センチを超えている状況でさらに血管部分にまで広がっている状態です。また、周辺のリンパ節へ転移している状態でもあります。

ステージ4は、がんが葉の両方の部分にたくさんできている状態である。もしくは、胆嚢以外の周辺臓器にまで転移している状態。もしくは、肝がんが破裂している状態のどちらかの状態はこのステージに入ります。

肝臓がんの各ステージの治療法に関しては、ステージ1と2に関しては、肝臓の部分切除、左右どちらかの切除を行うのが一般的です。また、エタノールを注入するという治療法もありますし、がん細胞につながる血管を塞ぐことによってがんを殺す肝動脈塞栓術などがおこなわれます。

ステージ3に関しては、切除手術以外の肝動脈塞栓術、エタノール注入法、抗がん剤治療、放射線治療などが行われます。また、肝移植というケースも考えられます。

ステージ4に関しては、対症療法や緩和療法などが行われます。もしくは最新治療を試みると言うことも考えられます。

火曜日

肛門がんのステージ

肛門がんのステージは、おおよそ5つのステージに分けることができます。

肛門がんのステージ0は、がんが肛門の上皮にある状態であって転移が見られない状態です。

ステージ1は、がんの大きさが2センチを上回らない大きさでとどまっています。

ステージ2は、がんの大きさも2センチ以上になっています。しかし、5センチは下回っている大きさです。

ステージ3は、がんの大きさが5センチ以上の大きさになります。直腸リンパ節などへの転移や、周辺の臓器にまでがんが広がっている状態です。または、内腸骨リンパ節などへ転移している状態もこのステージの状態です。

ステージ4になると肛門から離れている臓器などにも転移が見られる状態です。

肛門がんの各ステージの治療法としては、ステージ0と1に関しては、主にがん病巣や周囲の組織を摘出する外科手術を行います。

ステージ2から3にかけては、肛門の全部を摘出する手術を行うケースが多いです。また、抗がん剤による治療や、放射線治療を手術と同様に行ったり、単独で行う場合もあります。

ステージ4の段階になると、全身の部分にがんが転移している状態なので、外科手術をしても治療効果が期待できないため、症状を和らげるような緩和療法などが行われます。

月曜日

大腸がんのステージ

大腸がんのステージは、0期から4期までの段階に分けることができます。

大腸がんのステージ0は、がんが大腸の表面の粘膜層にある状態で、転移などは見られない状態です。

ステージ1は、がんが大腸の壁内にある状態です。少しがんがステージ0よりは広がっている状態です。

ステージ2は、がんが大腸の壁内にあったものがさらに、それを超えて広がっています。しかし、がんはまだリンパ節へは転移していない状態です。

ステージ3は、がんが大腸周辺の臓器に転移していて、リンパ節への転移も認められます。

ステージ4に関しては、大腸がんは遠くの臓器や組織に転移しています。

大腸がんの各ステージの治療法としては、大腸がんのステージ0と1に関しては、大腸がんを取り除く外科手術を行うケースが多いようです。まだ大腸がんが小さければ内視鏡手術で治療を終了させることができます。

大腸がんのステージ2と3の治療法に関しては、開腹手術をして、大幅に直腸部分や結腸部分を切除することになります。また、放射線治療や化学療法も補助的に治療として行われることが多いです。

ステージ4の治療法に関しては、がんが転移しているので、転移している場所を摘出できれば摘出する外科手術が行われます。転移していて、外科手術が困難な時は、症状を和らげる緩和療法が行われる場合があります。

日曜日

胃がんのステージ

胃がんのステージは、大きく5つのステージに分けることができます。

胃がんのステージ0の段階では、がんはまだ胃の粘膜層にある状態です。

ステージ1については、がんはまだ粘膜層にとどまっている状態ですが、下の粘膜層にまで広がっている状態です。また、リンパ節への転移もある可能性もあります。

ステージ2については、リンパ節への転移、筋肉層などに広がっています。

ステージ3については、筋肉層からさらに広範囲に広がっていて、胃の周辺の臓器に転移している可能性もある状態です。リンパ節への転移は、胃の外側まで転移しています。

ステージ4リンパ節への転移が、胃のもっとも外側まで広がっていて、胃から離れた臓器まで転移が見られる状態です。

胃がんの各ステージの治療法としては、ステージ0の段階では、外科手術がメインで行われます。がんが小さい場合は、内視鏡を使った手術で行われることもあります。

ステージ1と2の治療法としては、主にリンパ節へ転移がある場合は、胃の部分摘出か全部摘出の手術を行います。

ステージ3の状態では、転移があるので摘出手術で可能であれば、外科手術を行います。手術が困難な状況であれば、放射線治療や抗がん剤治療を行います。

ステージ4での胃がんの治療法としては、すでにがんが転移している状態なので、外科手術では対処できない場合は、対症療法や緩和利用法などを行うケースが多いようです。

土曜日

食道がんのステージ

食道がんのステージに関しては、ステージ0からステージ4までに大きく分けることができます。

食道がんのステージ0の段階では、がんはまだ転移や広がっておらず、食道の中にとどまっている状態です。

ステージ1は、がんはまだ食道内にとどまっていますが、粘膜下層に広がっていてきている状態です。

ステージ2は、がんが筋肉層や食道の外側にまで広がっている状態です。また、食道がん周辺のリンパ節への転移が見られます。

ステージ3は、がんが食道の外側にかなり広がっている状態で、リンパ節への転移もかなり広範囲に認められます。

ステージ4は、食道の周囲の臓器や、遠く離れた臓器にまで転移している状態です。

食道がんの各ステージの治療法としては、食道がんのステージの0期から1期については、がん病巣を取り除く切除手術を行います。また、まだがんが小さい場合は内視鏡による外科手術で行われることもあります。

ステージ2と3に関しては、ステージ0と1と同様に、がん病巣を取り除く、外科手術を行います。また、放射線治療や抗がん剤による治療も行います。外科手術が困難であれば、レーザー治療も行うことがあります。

食道がんのステージ4に関しては、治療と言うよりは、症状を和らげるための、対症療法や緩和療法などを行います。

金曜日

肺がんのステージ

肺がんのステージは、潜伏期を含めると6段階位に分けることができます。

肺がんのステージ1は、がんの大きさが3センチ以下の状態です。また、肺がんは他の組織に転移することなく、肺にとどまっている状態です。もしくは、肺の気管支部分へ広がっている状態でもあります。

ステージ2は、がんの大きさはステージ1と同様に、3センチ以下のう状態ですが、がんがリンパ節へ転移している状態です。もしくは横隔膜付近までがんが広がっている状態です。

ステージ3は、血管組織や、食道までがんが広がってきています。また、がんが生じた部分の反対側である縦隔リンパ節への転移がある状態です。肺に隣接する臓器にまでがんが広がっている場合もあります。

肺がんのステージ4は、がんが体の至る所に転移している状態です。

肺がんの各ステージの治療法としては、基本的にはステージ2までは、肺を部分的に摘出するか、全部を摘出するという外科的治療を行うのが通常です。もしくは光線力学治療や、手術が不可能である場合は放射線治療を行いますが、基本的には外科手術が優先されます。

ステージ3以降は転移が進んでいれば、外科手術による摘出手術をしても治療効果がないため、抗がん剤治療や放射線治療も積極的に行っていきます。

木曜日

喉頭がんのステージ

喉頭がんの場合は、声門がん声門上がん、声門下がんなどの種類によってステージが若干異なりますが、基本的に共通している部分は共通しています。今回は、声門がんのステージで見ていこうと思います。

喉頭がんのステージ1の段階では、がんが声帯の部分に限局的に生じている状況です。または、ある程度がんが広がっている状態であっても声帯から外には出ていない状態です。

ステージ2については。がんが声門の上または下の部分にまで広がっている状態です。

ステージ3は、がんはまだ喉頭の中にとどまっている状態ですが、頸部のリンパ節へ転移している状態です。

ステージ4に関しては、喉頭から咽頭、頸部、甲状腺、あるいは食道などの周辺組織に広がっている状態です。リンパ節への転移も認められ、その大きさが6センチ以上に及ぶ状態です。また、がんが喉頭周辺組織を超えて転移している状況もこのステージです。

各喉頭がんのステージの治療法としては、ステージ1と2に関しては、治療の中心となるのは放射線治療であり、レーザーによる治療も行われることがあります。

ステージ3以降は、がんが広がって転移もあるので、喉頭を全部摘出する外科手術を行うことになることもあります。また、放射線治療や抗がん剤治療も併用して行います。