水曜日

下咽頭がんのステージ

下咽頭がんのステージは、4つのステージに分けることができます。

下咽頭がんのステージ1は、がんの大きさがまだ2センチ以下である状態です。また、他の組織への転移は見られず、下咽頭部分にとどまっている状態です。

ステージ2は、咽頭がんの大きさが2センチ以上になり、4センチ以下の状態です。また、がんが生じつている部分が2つ以上になります。

ステージ3では、がんの大きさも4センチ以上になり、がんも2つ以上になり、喉頭付近までがんが広がっている状態です。また、頸部リンパ節への転移も見受けられる状態です。

ステージ4は、がんが筋肉組織や食道など咽頭部分以外のところにまで広がっている状態で、リンパ節への転移もある状態です。あるいは、咽頭がらかなり離れた場所で転移が見られ場合も、咽頭がんのステージ4程度と考えられます。
治療法としては、ステージ1に関してぇあ、放射線治療で行えることが多く外科手術は行わないことが多いです。

ステージ2の状態での治療法としては、外科手術でがん病巣を切除します。また、放射線治療も併用して行うこともあります。

ステージ3と4では、外科手術、放射線治療、抗がん剤治療などを総動員させます。

火曜日

舌がんのステージ

舌がんのステージはおよそ4つのステージに分けて考えることができます。

舌がんのステージ0の段階では、がんが上皮の中にとどまっている状態です。

ステージ1は、舌がんの大きさが2センチ以内です。

ステージ2になると、舌がんの大きさが2センチ以上であり4センチ以下である状態です。

ステージ3の舌がんの状態では、がんの大きさも4センチ以上になり、周辺にあるリンパ節へ転移している状態です。

そして、舌がんのステージ4については、がんが周辺組織に広がっている状態で、リンパ節への転移が複数見受けられ、さらに他の舌がんから遠く離れた組織にも転移している可能性がある状況です。

治療法しては、初期の舌がんのステージ0からステージ2までは、外科手術を行い、がん病巣を切除する治療法が取られます。また、舌がんがごくわずかであれば、放射線治療を 行うこともあります。

ステージ3の治療法としては、がんのある舌の部分のを切除します。また、リンパ節への転移があればそこの切除を行うこともあります。

ステージ4の段階では、舌のほとんどもしくは全部を切除します。また、舌の再建手術を術後にしたり、免疫療法や抗がん剤治療を展開することもある段階です。しかし、全体に転移している場合は、対症療法や緩和療法などを行います。

月曜日

口唇がんのステージ

口唇がんのステージはおよそ4つのステージに分けることができます。

口唇がんのステージ0については、がんが上皮の中にとどまっている状態です。

ステージ1は、がんの大きさが2センチを下回っている状態です。

ステージ2は、がんの大きさが2センチから4センチの間で推移している状態です。

ステージ3は、がんの大きさが4センチ以上であり、リンパ節に転移している状態です。

ステージ4は口唇がんが他の周辺組織に広がっている状態であり、リンパ節への転移が見られる状態である、もしくは口唇から遠く離れた組織にも転移が見られる状態です。

口唇がんの各ステージの治療法としては、ステージ0とステージ1の初期の段階では、主に放射線治療を行うことが多いようです。

口唇がんのステージ2とステージ3に関しては、外科手術によってがん病巣を摘出する手術をして、術後に再建手術をする場合もあります。また、抗がん剤治療も外科手術をサポートするために行うこともあります。

ステージ4に関しては、全身に転移している場合なのでは摘出手術をしても困難であるために、症状を少しでも和らげるための、対症療法、緩和療法などが行われることがあります。いずれにしてもかなり末期の段階である治療法と言えます。

日曜日

急性リンパ性白血病のステージ

咽頭がん患者は8000人ほどいると言われていますが、がん全体から見てもそれほど多い数字ではないかもしれません。

もっとも咽頭がんの種類の中で、発症率が多いのは下咽頭がんです。

上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がんの部位別生存率を見ていくと、一番5年生存率が多いとされているのが、中咽頭がんだと考えられます。基本的に中咽頭がんの生存率は50%くらいであると考えられます。

次に生存率が高いのが上咽頭がんであり、もっとも5年生存率が低いのが、下咽頭がんです。

しかし、どの咽頭がんの種類であっても、それほど生存率に大きな差はないと言ってもいいと思われます。実際の差は20%ほどです。

咽頭がんの生存率は、当然このような部位別によって変わるだけでなく、がんの発見された状態にもよると考えられます。

しかし、咽頭がんはなかなか早期に発見するのは難しいとされているがんの種類でもあります。もっと咽頭がんを早期に発見できるような、検査法などがあれば、生存率はより高くなると考えられます。

土曜日

慢性骨髄性白血病のステージ

慢性骨髄性白血病は、大きく3つにわけることができます。それぞれ慢性期、移行期、急性転化期などと呼ぶこともあります。

ステージ1に当たる慢性期では、まず、膵臓が肥大して、さらに白血球の数が減少し始めている時期です。そして、このような状況が一時的ではなく、長期にわたって継続的に続いた状態です。

ステージである、移行期については、芽球細胞が増加し始め、熱が出たり、貧血を繰り返すようになったり、またステージ1同様に膵臓が肥大しています。

ステージの急性転化期については、芽球細胞がかなりの割合で増加し、骨やリンパ節に腫瘍ができ始めます。また、がん細胞が他の脳髄液などに広がっている可能性があります。

治療法としては、ステージ1である慢性期及びステージ2である移行期に関しては、白血病細胞の増加を防ぐために、イマチニブと呼ばれる抗がん剤を投与したり、インターフェロン療法で免疫力を高める治療法が展開されたりします。また、造血幹細胞移植も検討する時期です。

ステージ3である、急性転化期においては、イマチニブと他の抗がん剤を併用する形で使用していきます。また、造血幹細胞移植も行う可能性があります。

金曜日

急性リンパ性白血病のステージ

急性リンパ性白血病のステージは3段階に分けることができます。最初のまだ治療を行っていない段階のステージでは、白血病の細胞が多くなっていて、ちょっとしたことで風邪を引いたり、感染症にかかったり、出血が止まらないと言った症状が現れます。

急性リンパ性白血病のステージ2では、治療を行うことによって、徐々に白血球が正常値に戻ってきて、血小板も正常値に戻ってきます。白血病細胞に関しては、ほとんどみられないような正常な状態に見えます。

ステージ1及び、ステージ2での急性リンパ性白血病の治療法としては、抗がん剤治療や抗生物質の摂取、造血幹細胞移植、がん細胞が他の組織に転移している場合は、放射線治療も行います。また、血小板や赤血球の減少を抑えるために輸血を行うこともあります。

ステージ3では、再発した状態を指します。これは、治療をしたが結果的に効果がなかったという状況か、治療をしていったんは回復したがまた再発したパターンの2種類あると考えられます。

このステージ3になった場合で再発したケースでは、今までに効果的と思われた治療法を再び実施します。また、骨髄移植の検討や、造血幹細胞を移植するという方法も検討する段階です。