金曜日

肺がんのステージ

肺がんのステージは、潜伏期を含めると6段階位に分けることができます。

肺がんのステージ1は、がんの大きさが3センチ以下の状態です。また、肺がんは他の組織に転移することなく、肺にとどまっている状態です。もしくは、肺の気管支部分へ広がっている状態でもあります。

ステージ2は、がんの大きさはステージ1と同様に、3センチ以下のう状態ですが、がんがリンパ節へ転移している状態です。もしくは横隔膜付近までがんが広がっている状態です。

ステージ3は、血管組織や、食道までがんが広がってきています。また、がんが生じた部分の反対側である縦隔リンパ節への転移がある状態です。肺に隣接する臓器にまでがんが広がっている場合もあります。

肺がんのステージ4は、がんが体の至る所に転移している状態です。

肺がんの各ステージの治療法としては、基本的にはステージ2までは、肺を部分的に摘出するか、全部を摘出するという外科的治療を行うのが通常です。もしくは光線力学治療や、手術が不可能である場合は放射線治療を行いますが、基本的には外科手術が優先されます。

ステージ3以降は転移が進んでいれば、外科手術による摘出手術をしても治療効果がないため、抗がん剤治療や放射線治療も積極的に行っていきます。