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急性リンパ性白血病のステージ

咽頭がん患者は8000人ほどいると言われていますが、がん全体から見てもそれほど多い数字ではないかもしれません。

もっとも咽頭がんの種類の中で、発症率が多いのは下咽頭がんです。

上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がんの部位別生存率を見ていくと、一番5年生存率が多いとされているのが、中咽頭がんだと考えられます。基本的に中咽頭がんの生存率は50%くらいであると考えられます。

次に生存率が高いのが上咽頭がんであり、もっとも5年生存率が低いのが、下咽頭がんです。

しかし、どの咽頭がんの種類であっても、それほど生存率に大きな差はないと言ってもいいと思われます。実際の差は20%ほどです。

咽頭がんの生存率は、当然このような部位別によって変わるだけでなく、がんの発見された状態にもよると考えられます。

しかし、咽頭がんはなかなか早期に発見するのは難しいとされているがんの種類でもあります。もっと咽頭がんを早期に発見できるような、検査法などがあれば、生存率はより高くなると考えられます。